緊張性頭痛では、鈍痛や圧迫感が知られています。
頭全体に発生し、片頭痛ほどひどくはないけれども、慢性的であり、首や肩、頭部のコリが関係している印象があります。
おそらくほとんどの場合、
・同一姿勢が多い
・同一動作が多い
・運動不足
のパターンが多いのではないでしょうか。
なので、血流を良くしたり動かす行為が必要になるので、日常的な運動は必須になります。
ただ、すでに強めに固まってしまった組織や、毎日仕事で同一姿勢、同一動作が多くて疲労がたまる状況では、それだけでは間に合わない場合があります。
そこで治療が必要なのですが、緊張性頭痛をお持ちの方は首と肩のコリが強いという事はお分かりだと思います。
首のあたりをよく見てみると、トリガーポイントができている筋群があります。
トリガーポイントに関してはこちら
トリガーポイント
トリガーポイントをかんたんに言いますと、主に筋肉・筋膜に存在する ・索状硬結(コリコリしたやつ)になっており、そこが過敏状態になっている個所 であり、 ・押すと…
トリガーポイントの局所的治療と、全身の調整治療をすると、緩和してくる方がほとんどです。
食いしばりが強い方などは、マウスピース治療や軽い運動(ウォーキングなど)をいれていただく必要があります。
当院には、集中治療後、定期的なメンテナンスで、頭痛がおこらない状態をキープしておられる方が多数いらっしゃいます。
慢性化してくれば痛みが取れにくくなりますので、薬でごまかすのではなくて、お早目の鍼灸治療をお勧めします。
緊張型頭痛は、非常に一般的な頭痛の一種であり、主にストレスや不良姿勢によって引き起こされます。症状は以下のようになります:
- 軽度から中等度の頭痛:頭の両側や前頭部に痛みがあり、鈍痛や圧迫感として感じられます。
- 持続的な痛み:頭痛が数時間から数日にわたって持続することがあります。
- 首や肩のこり:緊張型頭痛には、首や肩の筋肉のこりや緊張感が伴うことがよくあります。
- 痛みが日常生活に影響を与える:頭痛が起きると日常の活動や集中力に支障をきたすことがありますが、通常は運動や軽い活動によって悪化しません。
- 光や音に敏感になることは少ない:緊張型頭痛では、光や音に敏感になることは一般的ではありませんが、それでも一部の人には当てはまらない場合があります。
- 吐き気や嘔吐が少ない:緊張型頭痛は、吐き気や嘔吐が伴うことは比較的まれです。
緊張型頭痛は一般的には慢性的な症状を示すことがあり、一過性のものではない場合があります。重度の場合は医師の診断と治療が必要です。